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靖国問題で李登輝氏「日本の政治、あまりに弱かった」

June 9, 2007

http://www.asahi.com/politics/update/0609/TKY200706090122.html

靖国問題で李登輝氏「日本の政治、あまりに弱かった」

2007年06月09日13時30分

 来日している台湾の李登輝前総統は9日、東京都内で記者会見に応じ、靖国神社参拝について「亡兄を鎮魂する個人的行為」と強調したうえで、中国などからの靖国参拝批判に対して「日本の政治はあまりにも弱かったと信じている」と語った。

李氏は「靖国神社問題は中国大陸やコリア(朝鮮半島)で、自国内の問題の処理ができないため(批判をそらす狙いで)作り上げられた」と指摘。「国のために亡くなった人への鎮魂を外国政府に批判される理由は何もない」と強調した。

中国・温首相、「日本の反省評価」 国会演説

April 12, 2007

 http://www.asahi.com/politics/update/0412/TKY200704120127.html

中国・温首相、「日本の反省評価」 国会演説

2007年04月12日11時21分

 中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相は12日午前、中国の首相として初めて国会で演説し、今後の日中関係について「戦略的互恵関係の新たな局面」を切 り開く必要性を強調した。日本による「侵略戦争」が日中両国民に大きな被害を与えたとしながら、日本側の「反省とおわび」を中国政府が「積極的に評価して いる」と明言した。

写真国会で演説する中国の温家宝首相=12日午前

 中国の江沢民前国家主席は、いわゆる歴史問題について「永遠に語らなくてはならない」と主張してきたが、今回の温首相の演説は、現在の中国指導部が、歴史問題を前面に掲げた前指導部とは一線を画していることを印象づけた。

温首相は「侵略戦争は中国人民の心に言葉では言い表せないほどの傷と苦痛を与え、日本国民にも甚大な苦難と痛みを与えた」と述べる一方、「日本政府と日本の指導者は何度も態度を表明し、被害国に深い反省とおわびを表明した」と指摘した。

ただ、日本側に「態度の表明と約束を実際の行動」で示すよう求めた。具体的には述べなかったものの、靖国神社参拝問題などで日本側にクギを刺した形だ。

一方、温首相は両国の経済協力の強化への強い期待感も表明した。中国の近代化や経済発展に対する日本の支持について「中国人民はいつまでも忘れない」とも語った。対中円借款などへの具体的な言及はなかった。

演説に先立ち、日本側は北朝鮮による日本人拉致問題について言及するよう働きかけたが、温首相は触れなかった。北朝鮮の核問題をめぐる6者協議についても、日中両国が「北東アジアの平和と安定」に向けて協力する必要性を強調するにとどめた。

台湾問題では「台湾独立」を容認しない立場を繰り返したうえで、日中両国間の三つの政治文書での「約束の厳守」を日本側に求めた。

東シナ海のガス田開発問題では「共同開発する原則」に基づき、「東海(東シナ海)を平和、友好、協力の海にする」という中国側の方針を繰り返した。

この日の演説は、中国中央テレビが中国全土に生中継した。このため「演説は中国内に向けたメッセージという要素が色濃い」(日本政府当局者)との見方もある。

中国の要人による国会演説は、83年の胡耀邦・共産党総書記、85年の彭真・全国人民代表大会常務委員長に続き3人目。